インテリアテイストの種類を知る
さて、ここからは、具体的にカーテンを選んでいきます。
まずは、インテリアにはどんな種類があるのか、
自分がどのようなテイストのお部屋にしたいのか、
どのようなテイストが好きなのか考えてみましょう。
テイストのキーワードとしては、様々ありますが、
デザインを表すキーワードとしては、
「デコラティブ」「シンプル」「カラフル」「シック」
時代を表すワードとしては、
「クラシカル」「レトロ」「モダン」など
雰囲気や、スタイルを表すワードとしては、
「エレガント」「カジュアル」「カントリー」「ナチュラル」などがあります。
インテリアのテイストは流行などで呼び方は様々あれど、
デザイン・時代・雰囲気3つのが合わさって出来上がっています。
ここ数年人気のインテリアテイストで見てみましょう。
「北欧風」
数年前から定番化している人気のテイスト。
北欧風のインテリアはデザインはシンプルで、
ナチュラルカラーをベースに小物やがらがカラフルなものが多いインテリアです。
つまり、「カラフルもしくはシンプル+モダン+ナチュラル」
というワードで完成されるインテリアスタイルです。
色合いは基本的にカラフルですが、特にベージュや明るいブラウンなどの
ナチュラルカラーをベースに、オレンジやレッドなどの暖色系や
グリーンなどの温かみのある色を小物などで加えるとより北欧風に仕上がります。
柄はリアルな柄よりもデザイン化した植物柄やアニマル柄、幾何学的なラインや
曲線が多い傾向があります。
「シャビーシック」
「シャビー」とは「古ぼけた」や「粗末な」といった意味があります。
このインテリアテイストの場合、
「シック+クラシカル+エレガント」で完成されるインテリアといえるでしょう。
色合いとしては、アイボリーやグレー、グレージュをベースに、
ペールピンクや、ピンクベージュ、ブルーグレー、アイスブルー、セージなど
彩度の低い色でまとめ、
小物のデザインはクラシカルな装飾のあるもので、ダメージ塗装のものなどや
ドライフラワーなどを加えると本格的なシャビーシックスタイルになります。
「カフェ風・ビンテージ風」
このテイストは定義がなかなか難しいものではありますが、
比較的「シンプル+レトロ+カジュアルもしくはナチュラル」な
インテリアと言えるでしょう。
家具のデザインとしてはシンプルなシルエットに
素材は濃いブラウンの木材や、アイアンを使い、
あえてチェアなどはデザインをそろえないで使用するのも
このテイストにはよく合います。
ファブリックは、光沢のないナチュラルな質感や素材で、
デザインとしてはボーダーや、ヘリンボーン柄、
大きなチェック柄、ボヘミアン柄などもおススメです。
色合いとしては、ブラウンやブラック、ベージュをベースに、
グレージュ、ネイビー、モスグリーンなどのマニッシュな色合いがよく合います。
「ボタニカル」
観葉植物などを取り入れたスタイルで、最近人気のスタイルです。
こちらも定義は難しいスタイルで、最近のインテリアでのボタニカルは、
「シック+モダン+ナチュラル」なインテリアです。
ビビットでカラフルな植物柄というよりは、色のトーンは落ち着いた色で、
リアルなタッチの植物や動物の柄があしらわれたものが多い傾向があります。
ラタンの家具などを合わせた典型的なボタニカルテイストも人気ですが、
シンプルでモダンな家具に合わせるミックススタイルが人気です。
家具はモノトーンで、観葉植物やクッションなどでグリーンを加え、
アクセントクロスに植物がらなどを入れることで、
無機質な中にナチュラルな温かさを加えたインテリアです。
最近のインテリアのスタイルは本当に多様化しており、
上記のスタイルの定義に当てはまらないものが多くなっています。
枠にとらわれず、参考までにそれぞれのワードを組み合わせて
インターネットで調べたり、国内外のインテリア雑誌を見るなど
イメージを膨らませてみてくださいね♪
好きなものから選ぶ
また、全体でイメージできなくても、
「花柄が好き」「黒い革張りのソファが似合うかっこいい部屋がいい」
「とにかくブルーでまとめたい」など
柄やアイテム、色からスタートしてもかまいません。
同じお色でも、生地の質感や、柄によって、テイストは変わりますし、
今お使いの家具などからテイストを探っていくこともできますので、
お店にご来店の際には、気に入った雰囲気の写真や、雑誌、
現在お使いの家具の写真、お気に入りのアイテムなど、
「こんな感じにしたい!」とお持ちいただければ、
よりご希望に近い物をご提案させていただきます。