輸入壁紙について

こんにちは カーテンコールコレクションです。

前回の投稿でご紹介した輸入壁紙ついてご紹介します。

そもそも、壁紙とは。。。

壁紙の発祥地は、実は中国!という説や、

やはり中世ヨーロッパという説がありますが、

現在の壁紙と同様の仕様になったのは、

19世紀後半のヨーロッパとされています。

 

そして、そんな壁紙を考案し、広めたのが最近人気の

ウィリアム・モリスです。

彼が初期にデザインした「デイジー」や「フルーツ」といった壁紙は

150年以上経った今でも高い人気を誇っています。

ウィリアム・モリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」の中で

ヨーロッパに広まった華やかな植物や鳥の柄の壁紙は、

デコラティブなカーテンと相まって、「ヨーロピアンテイスト」の

典型ともいえるインテリアに欠かせないものとなりました。

 

壁紙の素材

一般的には「壁紙」とひとくくりになっていますが、

壁紙にも種類があり、主に「紙」「布」「ビニール」に分けられます。

日本では、「クロス」とも呼ばれていますが、

壁紙が日本の一般家庭に浸透した高度成長期、ビニール壁紙が一般化する前に

紙壁紙よりも布製の物が多かったことが考えられます。

海外では「wallpaper」と言われ、

現在の壁紙の原型を作ったウィリアム・モリスの壁紙は現在でも紙製です。

海外では、ビニール壁紙よりも不織布や、紙の壁紙が一般的です。

 

日本の壁紙と海外の壁紙の違い

では、日本の壁紙と海外の壁紙の違いをご紹介します。

まずは日本の壁紙に関して。

先述のとおり、現在の日本はビニール壁紙が主流です。

ビニール壁紙は水に強く、手入れが容易で、

吸湿や消臭機能といった機能性を持たせやすいため、

綺麗好きな日本人に合っていると言えるのかもしれません。

また、白で無地の壁紙が多いのは、

柄合わせが不要な為、施工がスムーズに効率よく進められることがあります。

 

人の多い都会へ行けば行くほど、人口密度は上がり、

住む場所は上へ上へと上がっていきます。

マンションは、同じ広さ、おなじ間取りの部屋を短期間で

大量に作る必要があり、それぞれが同じクオリティーで

仕上がっている必要があります。

 

水分による伸縮もない為、継ぎ目も目立たず、

1枚の幅が90㎝ある為、施工の手間も省くことができ、

素材と人件費両方のコストを抑えることもできる、ビニール壁紙は

現代の日本に最適な素材となっています。

 

一方、最近では「他のお家と同じはイヤ。」という方も増えており、

マンションやアパートであっても壁紙が選べたり、

後からリノベーションするという事も増えてきています。

 

次に海外の壁紙ですが、

海外の場合は、部屋は服と同様自分の個性を表現するキャンバスとして

自分らしくカスタマイズすることが一般的です。

賃貸の家でも壁紙を自分で張り替えたり、ペンキを塗ったり、

床を張り替えるのは普通のこと。

そのため、壁紙の施工も自身で行うことも少なくありません。

そのため、海外の壁紙は、柄にもよりますが、人間の肩幅程度の50㎝幅で、

端と端を突き付けて貼れば、柄が合うようになっています。

輸入壁紙はビニール壁紙より割高になりますが、色・柄ともに魅力的なものが

多いので、施工後の見栄えは予想以上に素晴らしいです!!

 

ご提案~施工までご対応します

施工しやすい不織布の輸入壁紙が増えたことや個人でも購入できるDIY専門店が

誕生したことで輸入壁紙をDIYでリフォームされる方も増えていますが、

自分で貼るのは思いのほか大変なようです。

当店では、ご提案~施工まで責任をもってご対応いたします。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 


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